コンテンツに進む

ブラックフライデーセール | 15%オフ | クーポンコード:BF15

カート

カートの中身が空です

銀の蓮 | 手作り銀線細工 陶磁器蓋碗

セール価格$130 USD


税込み。

在庫あり

「銀の蓮」(Silver Lotus)は、金工の精密さを伝統的な中国茶器へ取り入れています。繊細に装飾した陶磁器の器体に、手で形を整えた銀線、青と白の蓮の意匠、控えめな金色のアクセントを組み合わせています。

デザインの中心は、蓮の花と連続する巻き茎が碗と蓋を巡る、伝統的な蓮唐草文様(纏枝蓮)です。温かな象牙色の地に、主に層を重ねたコバルトブルーで描き、中国の古典的な花の装飾に着想を得ながら、茶卓では節度ある調和した存在感を保ちます。

この器を特徴づけるのが、銀線細工の技法(掐絲銀)です。細い銀線を手で蓮唐草の輪郭に整え、陶磁器の表面へ丁寧に固定します。印刷された輪郭ではなく、目で見て手で感じられるわずかな盛り上がりを金工で作るため、蓋碗を手で回すと銀の線に沿って光が動きます。 蓋碗は、茶葉を入れてお茶を淹れるための蓋付きの碗です。

この技法が、宝飾品を思わせる精密さを装飾に与えます。青い花の形の間を銀の輪郭が巡り、蓋のつまみ、縁、高台に選んで施した金色の細部が温かな対比を添えます。内側は柔らかな深みのあるターコイズ色の釉薬で仕上げ、蓋を開くと意外な色の広がりが現れ、外側とは異なる個性を見せます。

蓋碗には、縁の周囲のさまざまな位置に蓋を置ける 360° 位置調整式の蓋設計を取り入れています。伝統的な蓋碗の扱いやすさを保ちながら、茶葉の大きさや希望する注ぎの速さに合わせて、開口部を調整しやすくなっています。

緩やかに広がる碗が、抽出中に茶葉全体が開く空間を確保し、おそろいの受け皿が安定した土台となって全体の比率を整えます。蓋を狭く合わせれば細かく濾せ、大きな茶葉には少し広く開けて使えます。

古典的な青花装飾、銀線細工、現代的な色彩を調和させた 「銀の蓮」は、近くで見るほど分かる職人技を大切にする方のための器です。工夫茶の実用的な抽出器として使え、お茶を淹れない時間には収集品のような装飾的な存在感を楽しめます。 工夫茶(Gongfu)は、小さな茶器を使い、同じ茶葉を短時間ずつ繰り返し淹れて楽しむ方法です。

器に合うギフトボックスに収めています。ご自身の茶器コレクションにも、中国の伝統工芸を愛する方への心を込めた贈り物にも適しています。

• 産地:徳化製

• 商品内容:
陶磁器蓋碗 × 1 点

伝統的な陶器製法を用い、徳化で手作りしています。一つひとつに固有の意匠と質感があります。

磁器の伝統

徳化:3,700 年を超える陶磁器の伝統

中国・福建省の徳化では、3,700 年以上にわたり、陶磁器が地域の文化を形作ってきました。考古学的な発見から、夏・商の時代にはすでにこの地域で原始青磁が作られていたことが分かり、徳化は中国陶磁文化の重要な初期拠点の一つに位置づけられています。

宋・元の時代には、徳化磁器が海のシルクロードを通じた重要な輸出品となりました。明代には、その格別に精緻な白磁が海外でも評価され、後にヨーロッパでBlanc de Chine、すなわち「中国の白」と呼ばれるようになりました。

徳化の陶磁器の伝統は、白磁だけにとどまりません。職人たちは長い歴史の中で、青磁、青花磁器、色釉の器、彫塑、華やかな装飾を施した器を生み出してきました。今日もその伝統は、昔ながらの技と現代の陶磁器デザインの両方に受け継がれています。

土からかたちへ

磁土を整える

徳化磁器づくりは、磁土を丁寧に整えることから始まります。原料を精製し、混ぜ合わせ、寝かせ、水分、純度、均一さを成形に適した状態へと調整します。この段階で生まれる安定性が、成形、削り、装飾、施釉、焼成まで、後のすべての工程に影響します。

型を用いる作品では、磁土を液状の泥漿にして石膏型へ流し込むことがあります。型の内側に徐々に薄い層が形成され、均一な素地ができます。その後、型から取り出し、手作業で形を整えて組み立てます。

丁寧な土づくりが、その後の職人技に必要な均一さと強度を素地にもたらします。

手で生まれるかたち

調和から始まる造形

徳化磁器は、デザインに応じて、ろくろ、手びねり、型などで成形されます。茶器のろくろ成形では、細やかで的確な動作を重ね、器の容量、曲線、比率を作り上げます。

職人は、まだ柔らかく成形できる土がどのように動くかを理解しなければなりません。力加減、回転速度、手の位置の変化が、器壁の厚さ、対称性、完成形のバランスを左右します。

ろくろの上で自然に見える動きの背後には、長年の経験があります。その後の工程に耐える強度を保ちながら、繊細で軽やかに感じられる素地を目指します。

手触りで磨き上げる

曲線の一つひとつに精度を

素地がある程度乾いたところで丁寧に削り、輪郭、厚さ、高台を整えます。余分な土を少しずつ取り除き、軽さ、強度、比率の理想的な調和へと近づけます。

目と手の感覚の両方で確かめる工程です。削りすぎると素地が弱くなり、残しすぎると完成した器が重く感じられます。

茶器では、こうした微細な調整が、置いたときの安定感、注ぎやすさ、手になじむ感触にも影響します。この段階での精度が、完成した形に静かな洗練をもたらします。

手が生む細部

個性がかたちになるとき

形を整えた後、装飾が一つひとつの作品に個性を与えます。デザインに応じて、職人は磁器の素地に直接、彫り、線刻、立体的な造形、絵付け、装飾の取り付けなどを行います。

徳化の職人技は、緻密な浮彫や彫塑から、手描きの文様、釉下彩、繊細な表面装飾まで多岐にわたります。施釉と焼成を経ても線や質感が明瞭に残るよう、どの技法にも確かな制御が求められます。

控えめな意匠も華やかな装飾も、こうした細部によって、実用の器を個性ある作品へと変えていきます。

釉薬の美

色、奥行き、表情

釉薬は、徳化磁器の最終的な表情を決める重要な要素です。焼成前に施され、色、透光性、質感、完成した表面での光の動きに影響します。

澄んだ柔らかな光沢、青磁の色調、深みのある色釉、絵付けや金彩を引き立てる表面など、作品ごとに求められる表現は異なります。下地の形を覆い隠さず引き立てるために、釉薬の厚さと均一さを丁寧に調整します。

焼成中に釉薬と磁器の素地が溶け合い、静かで控えめな表情や、色と奥行きに富む表情が現れます。

炎による変化

炎がかたちを完成させる

焼成は、磁器づくりにおける決定的な変化です。窯の中の高熱が素地をガラス化させ、釉薬と一体にすることで、作品の最終的な色、質感、密度、個性が現れます。

温度、窯内の雰囲気、置き方、時間はいずれも仕上がりに影響します。絵付けは最終的な色を帯び、釉薬には奥行きと表情が生まれ、素地は高温焼成の陶磁器ならではの強度と響きを得ます。

それまでのすべての工程を精密に仕上げても、結果が完全に分かるのは窯が冷めてからです。徳化における窯焚きの長い歴史は、その陶磁器の伝統を支える基盤の一つです。

ついに現れる姿

土から磁器へ

焼成と冷却を経て、初めて作品の全体像が現れます。形、釉薬、色、装飾が一つになり、工程を通じて重ねた判断の結果が姿を見せます。

徳化磁器には、Blanc de Chine の控えめで明るい美しさから、青花の絵付け、青磁、色釉、金彩、現代的なデザインまで、多彩な表現があります。そのすべてをつなぐのは、丁寧に整えた原料、熟練の技、世代を超えて受け継がれた製磁の知識です。徳化の歴史にも、初期の青磁、宋・元の青白磁、明の白磁、その後の青花や多彩な色絵磁器の発展という多様性が記録されています。

茶器では、洗練と実用性の両立も欠かせません。よく作られた器は、手に持つとバランスがよく、使いやすく、茶席でも調和します。

原料の土は人の手で形を与えられ、炎によって変化し、技を通じて固有の表情を持つ磁器となりました。

最近見た商品